⇒お雛様の位置が右と左は?
雛人形は京都御所がモデル~
お雛様は京都御所の紫宸殿の座している天皇陛下がモデルです。
紫宸殿の正面左側が橘で右側が桜です。
「右近の橘」・「左近の桜」と呼びますが、
こちらの外側からではなく内部からの左右です。
七段飾りの15人のなかで、一番下にいるのが「三人仕丁」です。
宮中のお掃除などの雑務をしている人たちです。
・左側の人が持っているのが熊手で、橘の思い葉を掃いています。
・右側の人は箒を持ち、軽い桜の葉を掃く係り。
・中央は塵取りを持っています。
関東風の雛人形の三人仕丁は、京都から東京に移動してきたときの旅支度をもっていたと伝えられています。
人形業界でも、 この説の明確な答えは出ておりませんが、なるほど思わせる面白い説です。。