人形チェーンホーム > お役立ち情報> 鎧・兜・五月人形ー1


【1】鍬形の左右の差し間違い

鍬形の左右の差し間違い

兜の前面にある2本の角を鍬形と呼びます。
写真のように鍬形の先端が外側に曲がるような飾り方は間違った飾り方で、

鍬形が向きあって内側に弧を描くのが正しい飾り方です。

 

【2】金属部分は素手で触らない

金属部分は素手で触らない

鎧兜は金属製の部分が多く使われていますので、

素手で触ることは絶対に避けてください。

 

手の油や汗などが原因で、

錆やシミが出てしまうことがありますので、

飾り付けや片付けの際は必ず布製の手袋を着用することをお勧めします。
また、爪で傷つけない為の予防策としても、手袋は有効です。

付属品に使われている金箔や金属製部品あるいは塗り物についても、

同様に素手で触ることは避けてください。

万一素手で触ってしまった場合は柔らかい布等で油分をよく拭き取ってください。

 

【3】箱から出すときは写真やビデオに撮っておくことをお勧めします

箱から出すときは写真やビデオに撮っておくことをお勧めします

飾り方は説明書が付いている場合が多いので比較的スムーズに作業はすすみますが、

しまい方はメーカーや種類などによっても様々です。
そこで箱から出すときには、

あらかじめ収納方法を箱ごとに写真やビデオに収めておくことをお勧めします。

 

※また、飾った全体像を撮っておくことも忘れずに!

 

【4】忍び緒(兜のあご紐)をほどかないように!

忍び緒(兜のあご紐)をほどかないように!

兜の忍び緒には何種類かの結び方がありますが、基本的に結びを解くことはしません。
簡単な結び方の場合は解いても結び直しは容易ですが、

「総角(あげまき)」など独特な結び方の場は一般の方では簡単には結べません。
できる限り届いたときの状態でお飾りいただくことをお勧めいたします。

 

【5】忍び緒等の房に付いているセロファンについて

忍び緒等の房に付いているセロファンについて

忍び緒等に付いているセロファンは房がばらつかないために巻いてありますので、

初期状態のままで剥がさないで飾った方が綺麗です。
何年か経過して傷んできてから剥がした方がよいでしょう。
また、剥がす際は無理に引っ張ったりすると,

房ごと外れる場合もありますので十分ご注意ください。

 

【6】ガラス(アクリル)ケースの磨き方

年数が経つにつれてガラスケースの表面は曇ってきます。

お手入れの仕方としては,

柔らかい布にガラス拭き専用スプレーなどを含ませ優しく拭いていきます。
内側を拭く場合は中のお人形や付属品に触れないように気を付けください。
また、アクリルケースの場合は強くこすると,

 

細かい傷が表面に付いて余計に曇る場合がありますので十分ご注意ください。